発展途上であればこうしたことも正義とみなされるだろうが、ある程度の物質的要求が満たされ、次のステップとして精神的要求が高まりつつある日本で、今までの正義が危うくなり始めているのはごく自然な流れである。
若年層を中心に、「クルマは好きだけど、自動車メーカーでは働きたくない」といった声が大きくなりつつあることはそのひとつのあらわれであり、自動車産業にとっては非常に危険なシグナルである。
なお、過当競争に伴う値引き合戦の激化は、今や各メーカーの消耗戦といった様相を呈しているが、特別仕様車という名の大幅値引き車の広告が連日のように新聞紙上を賑わしスーパーの特売のお知らせと同じようなチラシが新聞に折りこまれてくる。
今や中古トラックも新車同様の高品質だ。